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黒部渓谷殺人事件 (広済堂文庫)

趣味柄、職業柄山の本は好きで、お決まりの新田次郎や植村直己、その他クライマーが書いた本なんか結構読んでいるんだけど、今回のは山を舞台にした推理小説。

その名も「黒部渓谷殺人事件」

梓 林太郎というなんともそのまんま感まるだしの作家。
山岳ミステリーでは名の通った人みたい。
そもそも山岳ミステリーというジャンルがあったんだね。

いやー、久しぶりにつまんない本だった。
とりあえず山に舞台を持ってきているだけで、推理小説としてもストーリーが陳腐だし、エンディングもおい!って感じ。

随分前に読んだミッドナイトイーグルも設定に無理ありまくりだったし。山岳小説って当たりはずれが多いのかな。
でも、ホワイトアウト?あれは面白かった。

まー一タイトルで作家の全てを判断してはいけないので、ちょっと他のも読んでみようかな。





荒野へ


集英社文庫、ジョン・クラッカワー著のIn to the Wild、邦題が荒野へ。

まず題名が荒野って感じじゃないんだよなー。若い主人公が、悩みアラスカの山に入って行く話なんだけど、WildはWilderness的な意味じゃないのかな?こう原生とか。何も手の付いていない、人間が介在しないみたいな感じ。実際アラスカは荒野じゃないしね。ただ人間の手が入っていない、ピュアな自然。植生は限られているけど、自然は豊かだからね。

ジョン・クラッカワーの本はIn to thin airが有名で、エベレストで大量遭難した話(彼も現場にいた)を、ノンフィクション的に描いた作品で、臨場感があって面白かったのを覚えている。

これは題材がイマイチかな。
自分もガイドをするユーコン準州の隣のアラスカなので、親近感があっていいんだけど、主人公の行動からは特になんのメッセージも伝わらないんだよね。
まー誰かに何かを伝えようとしていた人ではないので、それも当たり前なんだけど。



天の記

新田次郎の「剣岳<点の記>」を題材として作成された映画、「点の記」。その映画にさきがけて、読みやすく再小説化され発行された新版。文藝春秋から発行されているんだけど、そもそも再小説化ってなんだ?オリジナルとほぼ一緒だと思うんだけど、気になる。

映画のほうは、剣岳を題材としている映画だけあって、今年の夏のツアーでもお客さんから結構この話を聞いた。新田次郎ファンだけど、読んだことない本だったので、ぜひ読みます!みたいな話をしていたら、ちょうど持ってきていた人がいらして、お土産にそのまま頂いた本。

非常に読みやすく(この辺が新版だからか?)、あっという間に読めるんだけど、内容は日露戦争後、日本の山々を測量してまわった測量局の人々が、付近の山々に三角点を設けつつ、剣岳を初登頂するまでの話。
日本に発足したばかりの山岳会とのし烈な初登頂争いを、ほぼ一夏ずーと山にこもって三角点をつくりながら、山に挑戦したチーム。
明治の装備で北アルプスに一夏こもるっていうのが、まずすごい。山の地図をどうやって作っていったかというのも参考になった。

カナダの山々には三角点はないけれど、それは歴史が浅いので測量が始った時には、既に測量の方法が違ったということかな?
今までは三角点は不粋に見えていたけど、これからは趣が変わる。

これで剣岳に行く人が増えたっていうし、その勢いで山に来る人が増えたらいいな。
だれか、カナディアンロッキーの難峰、マウント・アルバータを初登頂した槇 有恒隊の映画作らないかな?

次は映画を見るべし


20世紀少年

久々に面白い漫画読んだ。この感動はデスノート以来かな。
その名も、浦沢直樹の『20世紀少年』全22巻と、『21世紀少年』全2巻。

主人公は15歳上で、いわゆる昭和まっただ中。
平成も20年を超える現在、すでに昭和は懐かしいものとして扱われているけれど、私はまさに昭和に行きて来ましたから、時代背景などもかなり共感できるわけで、21世紀っていうとすげー未来を予想しちゃっていたけど、現実の科学はそんなに進歩していなくて、成人するにつれ苦労もして、昔の純粋さなどは失っちゃっている、このさみしさ。
そんな感じを悪と戦う正義ヒーローものとして描きながら、少年時代の気持ちの大切さを表現している、この漫画はおもしろい!

特に15歳上ぐらいの人と達って、子供時代にテレビができて月面着陸して、鉄腕アトムがあって、超未来に対しての希望というか、ドキドキ感があったんだろうな。自分らも結構そんな感じあったけど、今の子供達ってSFチックな思考をするのだろうか?

既に映画にもなっている人気作品ということで、であって良かった。映画は見ない方がいいのかもなー。大抵がっかりするからね。



北島康介プロジェクト

番外編

文春文庫の「北島康介」プロジェクト2008という本を、友人から借りて読みました。

北京で五輪2冠の2連覇という偉業を達成した彼をどうやって育てていったかをコーチ陣側に視点をあて、描いたノンフィクション。
北京前に出版されたので、北京の結果がないのが残念だが、面白かった。
10代前半から普通の選手だった北島を発見して育てたコーチ。アテネ五輪でも目標を失わずに2冠を達成する精神力。
やっぱ世界のトップのトップはすごいね。
与えられる練習量は半端なく、それをこなすガッツ。でも怪我などで練習不足で臨む大会前は、自信がなくプレッシャーから下痢になることもある。五輪選手も普通の人間、それをカバーするぐらいの努力。

刺激を受ける1冊でした。

http://veohdownload.blog37.fc2.com/blog-entry-857.html
これを一緒に見るとなお良いでしょう。



充実って

充実ってこういうことなんだな。実が充分と書いて、充実。
この三日間は充実という言葉に恥じないアフター5を送りました。

友人の友人は、自分の友人でもあるんですが、その彼がどこから見つけたDeathNoteの漫画版、全12巻を三日間で読破しました。
一度始めたらとまらないのはわかっているのだが、初日1-3、二日目4-10.5(10巻の途中で断念)、三日目制覇。とこんな感じの充実度だったわけです。
かみさんからは、目が真っ赤だけど?といわれる始末。でも、やるしかなかったです。

現在Y-toubeでこの漫画のアニメ版を見ていたけど、それももういいです。
これで、まっとうなAfter5をこれから送れます。
ある意味空白の三日間になっちゃったけど、まー仕事もひと段落だったので、よしとしよう。

それにしても、この漫画は面白かった。
誰か興味ある?
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